政次ナミちゃん(英国ラブラドールレトリバー)
母犬リリー×父犬チャールズ(2021年12月26日誕生)
桜井様
毎日寒い日が続きますが、皆様お元気でしょうか?
私の手術はお陰様で成功し、術後の経過もよかったので、当初「長くて3週間、最低2週間は覚悟せよ」という説明でしたが、術後11日間で娑婆に出て参りました。
今日でちょうど退院から一週間が経過しましたが、まだ手術をした箇所の深いところに強烈なこわばりと痛みがあり、全体重を右脚だけにかけるのが怖く、日を追って改善はしているものの、まだびっこを引いております。
そうした状態で、昨日、ナミに「おい、散歩行くか?」と声をかけましたら、いつもならすぐに起き上がって、ストレッチをするのですが、私と同じ右側の前足をびっこを引きながらハウスから出て来て、私の足元にへたり込んでしまいました。
慌ててかかりつけの獣医さん(月二回往診に来てくれる、元人間のお医者様で、獣医ながら、なんとMRIまで持っている先生)まで、60キロ走って、ナミを連れて行きました。
レントゲンを撮った結果、幸い「骨折はしていない。おそらく足を挫いたか、何かに感染したのだろう」ということで、いっちょ前に痛み止めと抗生物質を処方されて帰って来ました。
私としては、ナミが私の脚の痛みを敏感に感じ取って、その痛みの一部でも肩代わりしようとしたのだと感じています。
ちょうど動物の行動学に関する面白い本を入院時から読んでいて、その中に「犬がいかに自分の飼い主の感情に寄り添えるか、時には同じ感情が伝染することすらあるようだ」というくだりがありますが、正しくその通りのことが起きていると感じました。
ナミは私にとって、本当に神様からの贈り物です。
昨年の暮れに、小学生時代からの私の友人(で、プロの写真家)が我が家に訪ねてきた際、私とナミの写真を沢山とってもらいました。
政次&ナミ
「撮影:大北学」